2017年6月14日
〜ホタテの一生〜 豊浦のホタテができるまで ■採苗器の投入(誕生〜生後約2か月)
生まれたばかりのころは、顕微鏡でやっと見える大きさ(0.1〜0.3ミリ)の幼生です。
ホタテの幼生の大きさ
毎週行われる専門家の調査結果を参考に、漁師さんは採苗器となる綱を海に投入します。
網はニシン漁やサケマス漁用の
中古のもの。”中古”というところが実はポイント。
新品の網よりも中古の網の方がザラザラしていて、ホタテの幼生がくっつきやすいそうです。
ホタテの幼生はくっつく習性があるので、海に網を投入すると自然に付着して成長していきます。
網は4〜5メートル。
底側の部分に重石をつけて
投げ入れます。
ホタテを養殖する時に使う太いロープに1本ずつ結び海に沈めます。
1〜2か月の間、この状態でホタテの幼生を育てます。
数ミリの大きさに育ち、ホタテの形がわかるくらいになったら次の作業が始まります。
次の作業は7月10日前後。
どんな風に成長しているでしょうか?お楽しみに!
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